この時季に塗り弓の話もどうかと思ったのですが
8月に某オークションで購入した千段巻きの塗り弓ついて書きます。
価格もあがらずに思ったよりも安く落札できました。
銘はこの通り判読できませんが
本弭の外竹側に
『大正二年 打越正直作』とありました。
ぴろりさんに伺ったところ
打越正直の塗りではないかと仰いました。
では、弓自体は誰の作なのか気になり
ヒントが隠れてそうな握り下を剥がしてみました。
それについては「塗り弓②」の方で書きますね。
手元に来た時点での
裏反りは28cm程度だったように記憶しています。
畳押しを数回して慎重に様子を見ながら張ってみました。
成りはこんな感じです。
良いんじゃないでしょうか?
この写真は握り皮をかえた後の写真ですけどね。
暫し、様子を見ながら張込み。
続く
(塗り弓②→http://kyudo.ya-gasuri.com/Entry/42/)
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