張込んで、そろそろ引いても良いかなと思い肩入れ。
あれ・・・案外、手ごたえがない(^^;
前回、書き忘れましたが弓は並寸で分は漆塗りの上からではありますが
矢摺籐のすぐ上で21mm。
弓の正体も気になっていたので握り皮を剥がして握り下をみることにしました。
あれ・・・握りのところだけ塗られていない、というか竹ではなく木だ(^^;
ミズメザクラみたいに見えました。
そう見ての通り、木の単一材の弓でした。
しかし、竹弓の節に対応する位置の籐の下に膨らみもあり
見た目は竹弓に見えます。
漆の剥げた本弭にも通しヒゴのようなものも確認できます。
竹弓に見えるように偽装されていたんでしょうかね(ーー;
新しい握り皮を巻いて後日、慣らしてから的前を引いてみました。
塗り弓で弦の返りは鈍重ではありますが、不思議とそれなりに矢は飛んでくれます。
握りを剥がさなければ、ずっと竹弓だと思っていたかもしれません(^-^;
期待したものとは違いましたが、状態も悪くなく外観が綺麗で、こんな弓も面白いとなぁと思っています。
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