世間一般には、竹弓の中打ち材のヒゴの数は
多い方が良いとされていますね。
三本、四本、五本、さらにヒゴの数が多い弓もあるそうですね。
ヒゴの数が多い弓は、弓の癖が出にくいだとか
また射数の多い試合の後半でヘタりにくい、と聞きますが、
そのことが気になって弓を打っていただく時に伺ったところ、
柴田さんはヒゴの数が多いのが
必ずしも良いとは考えていらっしゃらないようです。
(悪いともおっしゃっていません)
勘十郎弓は竹や櫨の癖を見てヒゴの数や入れ方を決めているそうです。
ちなみに、自分の勘十郎弓はハズを見る限り、おそらく四本ヒゴです。
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