クスネの付着汚れを取るためや弓を温めるために日本手ぬぐいで
ゴシゴシと弓を拭かれている方がいらっしゃいますよね?
汚れを取り除くためというのはともかく、
よくよく考えるとわかることなのですが、弓の表面をゴシゴシと拭く
摩擦熱だけで弓の内部まで熱が伝わるわけがありませんよね。
すぐに冷めてしまいます。
自分も少し前まで、本気で信じていたのですが(^_^;
竹弓をむやみやたらに拭いてしまうと、
表面にニスなどが塗ってある弓はともかく
勘十郎弓のように額木と側木にしかニスを塗っていない弓は
竹の油分が飛んでしまい、弓の寿命を縮めてしまいます。
柴田さんも俗っぽいもの惑わされてはいけないとおっしゃいました。
高段位の先生方がおっしゃっていることが必ずしも正しいとは限りません。
次は勘十郎弓の特徴について書こうと思います。
(流派東方不敗さんのブログの二番煎じになりそうですが(^_^;)
竹弓の拭いの良し悪し
メンテナンス
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