久しぶりに弓についてのお話ですね。
今回はカーボン入り竹弓についてです。
写真は以前、弓具店さんで撮影させて頂いた
某弓師作のカーボン入り竹弓の断面図です。
カーボンの入り方でどの弓師さんの弓か
だいたい、お分かりになる方もいらっしゃるかもしれません。
写真はカーボンが棒状に二本入っていますね。
他に自分が知っているのはヒゴに沿って
カーボンがプレート状に入っているものですね。
カーボン入り竹弓は純粋な竹弓に比べて
一般的に壊れにくいとされていますが、本当にそうなのでしょうか?
行きつけの弓具店へ行くと外竹を弾くなどして修理に出される弓を
たまに目にするのですが、純粋な竹弓よりもカーボン入りの竹弓の割合の方が多いように感じます。
(あくまで自分の経験上ですが)
それでカーボン入り竹弓についてネットで調べてみたら
カーボン入り竹弓はむしろ、純粋な竹弓よりも
扱いが難しいという意見を何件か拝見しました。
人様の記事であることもあり、詳細は省略させて頂きますが
『なるほど』と納得させられる意見でした。
カーボン入り竹弓は純粋な竹弓よりも扱いが簡単とは一概には言えないようです。
カーボン入りの故障
Re;カーボン入りの故障
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