事前に電話でアポを取り、
意を決して飛び込んだ柴田勘十郎弓店
インターホンを押すと店(?)の奥から
(自分が言うのも何ですが)若い男性がいらっしゃり、
この方は22代目継承予定の柴田さんの息子さんでした。
柴田さんはヨーロッパから帰ってこられる途中でご不在でした。
このとき、初めて京弓を手にし、て肩入れをさせてもらいました。
まず、弓力のわりに弓が軽く、分が薄くて驚きました。
手が小さめな自分には嬉しいことです。
自分が悪いのですが、聞きたいことなどが
正直、十分に聞けず不完全燃焼ではありましたが、
支払いの時期についてはある程度は待って頂けるとのことでしたので
取りあえずの仕様だけは相談にのって頂き、
予算などの問題で平銘or長銘 側木新材の28kg二寸伸に仮決定しました。
並寸を勧められたのですが、破損が怖くて二寸伸にしました。
それで若干、不完全燃焼気味で京都を後にしたのですが、
まさかこの三日後にまた京都へ行くとは
このときは、思いもしませんでした(^_^;
続く
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開設されたHPを見たりして、興味はあったのですが
自分がアクションを起こすきっかけになったのは、流派東方不敗さんのブログです。
それまでも征矢さんのユガケについての記事などを興味深く拝見していたのですが、
あるとき、柴田勘十郎弓に関しての記事を拝見し、ますます興味が湧いてきました。
そして、『取りあえず、話を伺って工房を見学させて頂くだけでも・・・』と
冷やかしと言われても仕方がない動機で
柴田勘十郎弓店へ電話で訪問のアポを取り
後日、京都へと向かいました。
続く
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自分の柴田勘十郎弓との出会いについて、何回かに分けて書いていこうと思います。
まず、自分が初めて勘十郎弓を目にしたのはおそらく
弓道を始めて1年と少し経った頃の射会です。
何の知識もなかったあの頃の自分でさえ、
他の竹弓とは明らかに違うと分かる、上成りが膨らんだ弓(当時の自分にはそう見えた)が
二張並んで弓立てに置いてありました。
のちに、その弓こそが柴田勘十郎であると言うこと、
青鸞さんの弓であると言うことを知りました、自分が初めて目にした勘十郎弓でした。
あのときはこんなにも早く勘十郎弓はおろか、竹弓を手にするとは思いもしませんでした(^^;
当時、mixiで知り合った方に青鸞さんを含め、
柴田勘十郎を所有されている方が数人いらっしゃいました。
そして、勘十郎弓に関してはネットでたまに目にしたり、
京都大会を見学に行って勘十郎ブースを遠目に見たりしながらも
何のアクションも起こさずに1年と数ヶ月が過ぎました。
続く
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